いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。※核心的なネタバレは極力避けてはいますが、苦手な方は予めご注意ください

ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~

 

 

2018/10/09読了。
タイトル回収ここでかい! と舌を巻いた最新刊。
作中の時間が現在の時間に追いついた時の感動もひとしおでしたけど、まさか主役2人のお子さんを拝める日が来るとは。
何だか親戚のおばちゃんにでもなった気になって読み進めた部分もありました。
色々作中のキャラを忘れてしまっていて(申し訳ない)巻頭のキャラ紹介を活用させていただきつつの読書になりましたが。

 

本編の後日談と言えば後日談だし、番外編と言えば番外編だし、でもやっぱりいつものビブリアだしと、何とも味わい深い作品となりました。
娘に栞子さんがお話しするという体で、本に関わる様々な事件が語られます。
過去にあった話も出てくるし、限りなく現在に近い話も出てくるし、サブキャラの掘り下げ話も出てくるし(これが本編の補完話にもなる)本当に内容が豪華。
それでいて、栞子さんの推理はいつも通りのビブリアスタイル。
新鮮さも懐かしさも感じられて、本当によかったです。

 

どの話も印象的でしたが、オタクの彼と母親との思い出の本探しが、自分も非常に馴染み深い本だったので(しかも、ビブリアで扱うことがないと思っていたジャンルの本だったというのもあって)より印象に残ってるかなあ。
後、本当の意味で過去の話と色々決着がついた最後の話も。
後味がいい話という訳ではないのですが、でも妙にすっきりできた気もして。

 

そして、このラストに前述通りのまさかの今更なタイトル回収。
しかも、それに関わる本が、自分も大変お世話になっている本で、これまた二重に驚かされました。
来年用のをもう2冊買ったんですよね、これ。
仕事用とオフ用と。
大輔さんもこれの愛用者かと思うと、かなりほっこりできました。
そして、そんな大輔さんを好きだと改めて確信した栞子さんにも。
何これ、結局惚気で終わるのかと。
いや、もう何だかこんな2人を見られただけでも、本当に本当にごちそうさまと言いますか。
夫婦生活、順調そうで何よりです。

 

心配なのは、母親に似て本に関しては非常に勘がよく、それでいて誰に似たのか非コミュ障だけどぼっち属性な娘さんでしょうか。
将来が激しく心配だ。
母親より祖母似じゃないかしらと、不安が過ぎる。
本以外にも興味持ってくれと願わずにはいられません。