いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。※核心的なネタバレは極力避けてはいますが、苦手な方は予めご注意ください

農業男子とマドモアゼル 新たな出逢いはスイカと共に

 

農業男子とマドモアゼル 新たな出逢いはスイカと共に (富士見L文庫)
 

 

 
2018/06/18読了。
まさかの続編、非常に嬉しかったです。
 
それにしても、まさかヒーローがここまで恋愛に対してヘタレだとは思わなかった。
よく考えたら、主人公より年下でまだ20代、農業一筋だったでしょうから、恋愛に対して奥手になるのも分かる気はしましたが。
前作では確かなかった彼視点からの話が度々お目にかかれたところも、個人的には本当に嬉しかったです。
 
季節は夏。
夏取れイチゴもあるんだとびっくりしながら読んだのですが、作者さまのご実家がイチゴ農家なんですね。
イチゴ栽培に関しての描写がよりリアリティがあった気がしたので。
夏取れイチゴ、食べてみたくなりました。
 
主人公もいよいよ直売所での販売を始めたところで、新たな出会い。
当て馬と分かってはいたけれど、主人公にしてみれば結婚相手として理想のタイプであり、何かと自分を贔屓してくれる人でもあり、同じ東京からの移住組と気の置けない相手。
郵便配達の彼女じゃないですけれども、読んでいてかなりヤキモキしました。
まあ、彼のお陰でヒーローが自覚してくれたんですけれども。
無意識の嫉妬にニヤニヤもさせていただきました。
 
 
主人公の料理スキルの高さも発揮され、胃袋も掴まれたヒーロー。
母親にも勘付かれ、東京から来た彼に主人公を先にデートに誘われてしまい、でも引き留めることもできず見送るしかできなかった彼。
いやあ、普段の毒舌ぶりからは想像できないほど、本当にヘタレでびっくり。
悄気て彼女の畑を見に行く彼に気の毒さすら感じていたところで待っていたものとは。
是非本編でご確認を。
 
タイトルにあるスイカも、最後にいいエッセンスを加えてくれています。
ヘタレの癖に、そう言う時は手が早い男。
でも、それでこそ彼だなと思う展開に、最後まで翻弄された2作目でした。
ヒーロー視点は本当に色々悶えるので、読んでください。
たまらんですよ。