いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。※核心的なネタバレは極力避けてはいますが、苦手な方は予めご注意ください

お飾り聖女は前線で戦いたい 2

 

お飾り聖女は前線で戦いたい 2 (角川ビーンズ文庫)

お飾り聖女は前線で戦いたい 2 (角川ビーンズ文庫)

 

 

2018/05/02読了。
癒しの力を持つ聖女と女性騎士の仕事を掛け持ちする少女と、彼女を過保護に見守る騎士隊長の両想い後、甘々も事件性も増し増しな2作目。

 

聖女様のライバルになりそうな騎士など新キャラも登場し、聖女様をからかってばかりの双子にも個性が見えてきたりと前作からのアップデートが楽しい今作。
相変わらず息をするように繰り広げられるコントとシリアスの塩梅が絶妙。
新キャラ巻き込んでコントしてるからなあ。

 

メインどころは騎士隊長の故郷でのきな臭い話。
彼が何で「氷騎士」と呼ばれるような冷酷なキャラになってしまったのかが描かれます。
今だと見る影もないんですけどね、この冷酷さ。
(作中で一応片鱗は見られるけど、ほんの一瞬)
しかも、彼はきな臭い話を一人で解決しようと王宮を飛び出す始末。

 

そんな彼を救おうと立ち上がるのが、騎士としての彼女ではなく聖女としての彼女というのがまた熱い。
騎士としては未熟なところを受け入れて、聖女としてこれまで培ってきた人との絆を活かして駆けつけるってこれまた何と言う最終回展開。
そこからはまたいつものコメディと甘々に戻って来るんですけど。
そして、お母様が相変わらず随所でお母様しているという。

 

前作で割とすっきり終わっていた印象だったので、まさか続きが出るとは思いもせず。
無事に二人のゴールインまで見届けることができてよかったと思います。
惜しむらくは、今回は話が話なので、隊長のコメディシーンが少なかったという点。
ラッキースケベ的なことを前回はやらかしてくれていたので、今回も聖女様のことで暴走して生真面目過ぎるゆえのギャグを見たかったんですけどね。
いたのは、ただただ溺愛状態の隊長でした。
まあ、これはこれでよしですかね。