いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。※核心的なネタバレは極力避けてはいますが、苦手な方は予めご注意ください

化学探偵Mr. キュリー 7

 

化学探偵Mr.キュリー7 (中公文庫)

化学探偵Mr.キュリー7 (中公文庫)

 

2018/03/09読了。

大好きな化学ミステリ7作目は、まさか沖野先生も舞衣ちゃんもオールサブキャラ扱い。

主役は全員これまでの名サブキャラたちという、言わばオール番外編仕様。

先生の学生時代も拝める何ともお宝な内容となっていました。

 

登場するキャラクターは猫柳さんやSOSメンバー、氷上さんなどのお馴染みのキャラから懐かしのキャラまで。

また全編虹の色が印象的に使用された「色がらみ」の化学ミステリになっています。

 

それに、猫柳さんはさておき、基本的にどの話も主人公が何かしら成長する、現状から一歩踏み出す、そんな話だった気がします。

今の自分からの脱脚、卒業という意味で3月に読むにはぴったりな作品ですね。

サブキャラたちにまた深い色が加わったことを嬉しく思います。

 

個人的には、やはり私生活がようやく垣間見えた猫柳さんのお話と、化学をやっている身としてどうしても興味を唆られた氷上さんの青い物質の話が好きですね。

まさか反応にあれがいるとは……偶然の産物とは恐ろしい……

 

あと、外野から見ても沖野先生と舞衣ちゃんの関係がもどかしいんだなと分かったのも収穫でした。

お節介焼きたくなる気持ちも非常に共感できました。

いい加減、沖野先生も認めてしまえばいいのに。

楽になれるぜ!