いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

憧れの作家は人間じゃありませんでした

 

憧れの作家は人間じゃありませんでした (角川文庫)

憧れの作家は人間じゃありませんでした (角川文庫)

 

 

2017/06/03読了。

憧れの作家さんの担当編集者になれた女性編集者。

しかし、憧れの作家さんは、ただの作家さんではありませんでした。

人間でもありませんでした。

しかも何故か警察の手に負えない人外が関わる事件を解決するお手伝いをしていました。

危ないと思える事件もある中、先生をお守りせねば!

そして締切日までに原稿をゲットせねば!

正義感とお仕事熱心さに溢れる彼女は、今日も作家さんに関わっていくのです。

編集者として、(あまり役に立ってはないが一応)ボディガードとして、そして一ファンとして。

 

流石大賞受賞作。

謎解き要素もあって非常に面白いキャラクター小説でした。

ヒーローを人外設定するにあたって、何故吸血鬼なのか。

その必然性もラストの話に絡んできて、その設定に驚かされました。

 

また実在の映画の話も多数絡めてあって、映画好きにはたまらない話ではないでしょうか。

作家さんも編集者さんも、揃って映画マニアですからね。

それもあって打ち解けていくのですが。

この2人の関係性がまたニヤニヤできていいんですよね。

編集者さんがお仕事熱心すぎるところもいい。

そっちかい!と思うこともあるので。

 

この単発で終わらせるのは勿体ないほどの出来でしたので、これは是非続編を期待したいところ。

作家さんの悲願(これがまた泣けるんですけど)が達成される日は来るのか。

編集者さんも見たいと望んでいるところですし、自分も見届けたいところです。

これで、作家さんの運命の相手が実は……なんて展開だったら、非常に嬉しいのですがね。

何にせよ、続編希望です!