いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

天球の星使い きみの祈りを守る歌

 

天球の星使い きみの祈りを守る歌 (角川ビーンズ文庫)

天球の星使い きみの祈りを守る歌 (角川ビーンズ文庫)

 

 

2017/05/25読了。

生まれながらに星の光(星の力)を宿し、星魔法を使える「星の子」と、その力を持たない「星なし」で社会的格差のある世界で暮らす星なしの少女。

猛烈な不幸体質なゆえ、「星の子」ながら彼女を守ってきた保護者の彼に迷惑をかけてきた少女はやがて、運命とも言える騒動に巻き込まれていく。

それは、自身の秘密、そして世界の秘密にも関わることだった。

 

実在の星座が多数登場するファンタジー。

「星の子」たちは、実在の星座にある実在の星の守護を得ているので、その星の特性を知っていると、ややネタバレになってきます。

特に主人公の少女は「くじら座」の地区出身ですからね。

(町は星座の名前を冠している)

くじら座にある某星の特性を知っていたので、自ずと彼女の秘められた力にも気付きましたが。

星座好きだと、色々先読みできて、別の意味で面白いかもしれません。

 

デビュー作は不要な設定が多いし読み辛かったのですが、今回は星座や星の話をうまく絡めて読みやすかったです。

「星の子」と「星なし」の違いに関する解釈は、実際の星にも言えることで、いい設定だなと思いましたし。

どういう解釈だったのかは、実際に読んでもらうとして(これのネタバレは本当に野暮)

 

保護者の青年との恋模様も見どころといえば見どころ。

ただこの保護者、いざ恋愛に関してはヘタレだなと苦笑した次第。

独占欲は強いのにね。

彼に施された呪いのせいもあるのですが。

最後の展開には「おい、そうきたか!」と思いましたし。

このまま、まさかの学園ものに突入するのか。

個人的には、このまま天帝を引きずり下ろす(こいつがまた厄介者)下剋上な話が読みたいところです。

今回少し見られますけど。

学園ものよりファンタジーなバトルものも読みたいなと思ってます。

折角星魔法が派手なので。