いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

神様の定食屋

 

神様の定食屋 (双葉文庫)

神様の定食屋 (双葉文庫)

 

 

2017/06/23読了。

事故で定食屋の両親を亡くした兄妹。

妹は定食屋を継ぐことを決意し、兄も渋々仕事を辞めて手伝うことになったが、料理も接客もド素人の彼は足を引っ張るばかり。

やけくそ気味に近所の神社にお願いしたところ、何故か未練を残した幽霊に憑りつかれて……

 

定食屋の仕事中に壁にぶち当たる→神頼み→神様チョイスの幽霊に憑りつかれる→幽霊に体を乗っ取られた状態で料理を作る→幽霊がその料理を食べさせたい相手が何故か店にやってくる→食べさせて幽霊は成仏→兄は料理や接客に関してのレベルを上げる→以下繰り返しなお話。

亡くなった人とその方と何かしら因縁のある方との話になってくるので、テーマとしては重いはずが、割とさくっと読めます。

WEB小説によくある雰囲気です。

特に神社の神様はフランクだし、ラストに出てくる主人公兄妹の両親が底抜けに明るいからなあ。

重苦しくなく読めるのはありがたい、か。

 

出てくる料理が逐一美味しそうで、空腹時に読むのは危険。

特にたまごかけご飯の威力は凄まじいです。

こんなたまごかけご飯、見たことないぞ。

最後にまとめてレシピがあれば、助かったんだけどなあ。

 

基本的に兄視点ですが、ラストには妹視点の後日談も。

妹から見て初めて兄の人となりが分かるところもあって、いい後日談でした。

 

美味しい料理が文字ながら味わえて、未練を抱えた幽霊の成仏シーンではジーンと泣ける、でも基本コメディ風なので本当にさらっと読めます。

粗筋を読んだ際に受けた第一印象とは少し雰囲気が違いましたが(ここまでさらっとしてるとは思わなかった)それが悪いという訳ではなく、いいエンターテインメントだったと思います。

ドラマ化したら受けそうな感じでした。