いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

後宮香妃物語 龍の皇太子とめぐる恋

 

 

2017/05/08読了。

毎回言ってますが、ビーンズ文庫は中華風ファンタジー多いですね。

中華風な後宮もの。

食傷気味といえば食傷気味なのですが、ただの中華風ではなかったので、個人的には楽しめました。

 

香士であった亡き父の汚名をそそぐために一年後に皇帝への即位が決まっている皇太子の後宮へ上がった主人公。

絶対嗅覚を武器に父が完成させたという幻の香を再び作ろうと奔走する主人公だが、後宮は敵だらけのトラブル続き。

しかも、香士は女性ではなれないというのに、後宮に上がった目的が皇太子にばれてしまうが……

 

女性の活躍が認められない国で頑張る少女の奮闘話であり、無自覚の恋物語

皇太子とは以前から因縁があるのだが、主人公は諸事情で(本当に諸事情で)忘れてしまっている模様。

初恋を大事にして見守っている皇太子がいじらしかったです。

普段は主人公に対して口悪いですけどね。

でもいっちょまえに他の野郎と一緒にいると嫉妬するという。

読者には説明されるまでもなくバレバレなんですけどね、主人公が本当に鈍くて気がつかないのだ。

しかも、これまた無自覚ながら男性の仲間増やしてますし。

 

主人公は本当に色々面倒な目に遭ってますがへこたれず、香の力を信じて他人のために頑張れるいい子で好感が持てました。

ちょっと世間知らずで、暴走しているところもありますが。

そんな彼女をよくぞ守ってくれました男性陣。

 

途中、皇帝の毒殺未遂事件も持ち上がり、犯人を探すミステリ要素も絡んできます。

まあ、予想通りのキャラクターが実行犯だったのですが。

ただその背後にいる黒幕はまだ見えてきませんし、主人公が目指す道はまだ始まったばかり。

皇太子の初恋が実るかどうかもきになるところです。

主人公の自覚が早いか、思い出すのが早いか、皇太子が過去の因縁関係なしに主人公を落とすのが早いか。

続きが気になります。