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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

心霊探偵八雲10 魂の道標

 

心霊探偵八雲10 魂の道標

心霊探偵八雲10 魂の道標

 

 

2017/04/12読了。

やっぱり表紙はアカツキさんの絵の方が古参(?)ファンとしては落ち着きます。

実家のような安心感と言いますか。

 

ついに「八雲」もクライマックス直前。

今回は奈緒ちゃんが霊に取り憑かれた状態で行方不明に。

でも八雲は前回ラストでバイオレンスな方の七瀬美雪に左目を傷つけられた影響で幽霊が見られない状態。

果たして八雲はこの事件を解決できるのか。

 

幽霊が見えなくなったことでアイデンティティを失った八雲が本当の自分が何なのかを自覚する成長話として非常に印象深かった今回。

作数を重ねるごとにキャラクターが個々に成長している「八雲」シリーズですが、今回は八雲が乗り越えねばならない壁をどう乗り越えるのか、今回の事件を通してそこに焦点が当てられていました。

そして、その時に誰が一番助けになるのか、彼の殻をぶち破るのが誰なのか、八雲自身が自覚する話でもある。

本当に印象深い話でした。

無論、それは彼女なんですけどね。

 

晴香は晴香で、八雲のためにずっと避けてきたことをついに実行に移します。

晴香にとってもターニングポイントになった話になりました。

ついに原作もここまできたかと感無量。

 

他にも、後藤さんに石井さん、真琴さんもそれぞれ成長と見せ場があり、キャラクター全体がラストに向けてより大きく成長したのを感じらました。

「八雲」シリーズは本当にキャラクターが話の中で「生きて」いますね。

序盤の頃から考えると、驚くほど変わってきたと思います。

無論、いい意味で。

この様子なら、ラストバトルにも立ち向かえる気がしますが、果たして。

 

ラストバトルは晴香ちゃんをかけての話になるのが明示されているので、今からハラハラしております。

どうか最後はみんなで笑って迎えられるラストでありますように。

今回のことを乗り越えたニュー八雲なら、きっと大団円に導いてくれると信じてますよ。

待て、しかして期待せよ!