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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

古書カフェすみれ屋と悩める書店員

 

古書カフェすみれ屋と悩める書店員 (だいわ文庫)

古書カフェすみれ屋と悩める書店員 (だいわ文庫)

 

 

2017/03/27読了。

前作が日常ミステリとしても、カフェ(というより美味しい食事が出るバーといった雰囲気だけど)ものとしても面白かったので、続編本当に嬉しかったです。

ありがとうございます。

 

今回も「すみれ屋」にやってくる悩みを抱えたお客様を古書スペース担当の紙野君が本一冊で解決していきます。

解決といっても、彼は答え自体は自ら教えてはくれないのですが。

渡した本にヒントも答えも入っているので、後は悩めるお客様本人が読んで感じて見つけるスタイルです。

まあ、ちゃんと答え合わせはありますが、読者側に解答が提示される頃には、お客様の悩みは解決してますからね。

相変わらず凄い。

 

日常ミステリとしても本当に面白いのですが(個人的には1話目のお酒に関する話が好きです)何より出てくる料理が逐一美味しそうなところが、本当にポイント高いです。

文章だけでよくぞここまで表現できるものだと、いつも涎を垂らしながら読んでおります(それ、ただ食い意地張ってるだけ)

それが知っている料理ならさもありなんなんですけど、基本的に自分が知らない料理ばかり登場するのですが、その知らないはずの、見たころないはずの料理でも「すっごい美味しいそう!」と初見で思わせる文章ってなかなかだと思うのですよ。

ミステリだけでなく、その料理の描写や説明も味わってほしい作品です。

 

また今回の途中からレギュラーキャラというか、すみれ屋に店員が増えています。

この子の今後の活躍も期待したいので、ぜひ3作目、4作目と読みたい作品ですね。

それに、前作でちらっと提示された紙野君の恋愛方面も気になるところですし。

果たして今後すみれさんとの進展はあるのか。

ミステリに料理、それにキャラ成長に恋愛も入ってきたら、1冊で4粒も美味しい作品になりますね。

次も楽しみに、楽しみに待っております!