いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

紅茶館くじら亭ダイアリー シナモン・ジンジャーは雪解けの香り

 

紅茶館くじら亭ダイアリー シナモン・ジンジャーは雪解けの香り (富士見L文庫)

紅茶館くじら亭ダイアリー シナモン・ジンジャーは雪解けの香り (富士見L文庫)

 

 

2017/02/23読了。

異国情緒溢れる港町が舞台と聞いて、最初は横浜か神戸を想像していたら、函館だったという。

明確な提示はなかったように思うが、その他に出てきた地目を検索してやっと分かった次第。

まあ、それはさておき。

 

紅茶好きとしては惹かれずにはいられないタイトル。

この春から女子高生になる主人公が、紅茶館に下宿+バイトとして転がりこむところから始まるが、親なら少しは反対しろという展開にびっくり。

30代の恋人なしの男と一つ屋根の下で誰も心配してないあたり、寧ろ店主の男性の方が心配になった。

大丈夫か彼は。

しかも、この店主とは結局恋仲にならないんですよね。

そこもびっくりでした。

 

女子高生たちの悩みをてっきり紅茶屋の店主が紅茶で解決する話かと思いきやそうではなく、それを解決していくのも主人公の女子高生の方。

まあ、さすがに女子高生では限界があり、何でもかんでも解決する訳ではなく、失敗もありますので、その点はリアルだなと思いましたが。

そこではない点にリアルさは少ないのですが。

こうしてみると、店主があまり役に立っていない気がしないでもない。

 

日常ミステリ要素がない訳ではないですが、あくまで中学時代にイジメに遭い、心機一転を狙う女子高生の成長物語なので、こういう話でもよかったのでしょう。

でも、個人的にはもう少し店主が頼り甲斐があればよかったなと思います。

紅茶淹れるのは得意なんですけどね。

後半は役に立ってないし、寧ろヒロインな勢いだったし。

だから女子高生と同居していても誰も心配しないんだよ。

重ねて言うが、大丈夫でしょうか、この店主。