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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

おたすけ幽霊カフェ

小説(作家名さ行)

 

おたすけ幽霊カフェ (富士見L文庫)

おたすけ幽霊カフェ (富士見L文庫)

 

 

2016/12/27読了。

10年付き合った彼から手酷い裏切りを受けて自殺を決意した主人公が本気で凍死しかかったところに助けてくれたのは、見た目は熊のような髭の男性。

彼が営む喫茶店には、主人公のように自殺をしに来て、何故か自殺を思い留まる人が。

そこには、ドレスを纏った幽霊が関わっていた……という物語。

一応ラブファンタジーか。

 

主役2人が割と年齢が上で驚いた1冊(まさかのアラフォー)そう言えばマスターの具体的な年齢は出なかったか。

このレーベルで、この年齢が主役はそうあるまい。

話は割とライトノベルな感じだった気がしますが。

どうしても幽霊が絡むとそうなる。

 

この幽霊、過去にやらかした大虐殺のせいで成仏できず、同じ人数を救えたら成仏できるという。

しかも、喫茶店のマスターにほの字という(言い方が古い)

正確にいうと、好きだった男の何度めかの生まれ変わりがマスターらしいが。

ともかく、この見た目は可愛らしい少女の幽霊が恋敵なアラフォー主人公……ミスマッチ。

 

自殺願望者は、老夫婦だったり、売れない作家だったり、はたまたマスターの血縁者だったり、最後はマスター自身だったり、割と大変なことになってます。

この血縁者が出て来たあたりからきな臭くなって、話の雰囲気が変わったのには戸惑いましたが。

最初は癒し系の雰囲気だったので。

でも、最終的には壮大な癒し話となるという……なかなか最後の展開はジェットコースターかも。

 

最後の最後にあるエピローグの話が、これまたいい感じでして。

マスターとの恋はどうなったのか?

幽霊の少女は成仏できたのか?

ある意味最高の答えが待っていて、ほっこりできるエンディングでした。

いい終わり方でよかったです。