いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。※ネタバレにはあまり配慮できてませんのでご注意を

新緑のサスペンス-京都寺町三条のホームズ(6)

 

新緑のサスペンス-京都寺町三条のホームズ(6) (双葉文庫)

新緑のサスペンス-京都寺町三条のホームズ(6) (双葉文庫)

 

 2016/12/22読了。

ホームズさんのデレっぷりが半端なくて別人かと思ってしまうほど。

作者さまのブログにあったSSを読んだ時も感じたけど、この人、コンピュータみたいな考え方するのに、何でことヒロインに関しては終始お花畑なんだろう。

恋は盲目、ホームズさんの言葉を借りるなら「視野狭窄」ってやつなんでしょうけど……ここまでだともう怖い。

 

今回はシリーズ初の長編。

他の価値ある物を差し置いて盗まれた仏画や仏像、犯人とその目的は。

そして以前登場したある探偵さんの行方不明になった娘さんは今どこに。

これに逮捕者まで出た高校生の大麻問題まで絡んできて、なかなかの大事になっております。

途中まで謎が広がるだけ広がる有様で、どう風呂敷をたたむのか心配になるほど。

 

でも、そこは流石作者さまと言いますか。

久々に登場したホームズさんを慕う少年の活躍もありまして(まさしく少年探偵団でした)まさかの格闘シーンもありながら解決。

ホームズさんが途中で気にしていた疑問点も、最後にすぱっと明かしてくれて、伏線回収もお見事でした。

非常にすっきりした終わり方だったと思います。

 

こんな大事になりながらも、ホームズさんのデレっぷりや、むっつりっぷりも炸裂。

恋愛方面もこれまでとは糖度が高めになっております。

寧ろ葵ちゃんの方がクールだった気がしないでもない。

彼女は照れてばっかりで余裕なかったですからね。

ホームズさんも照れる割に「次は恋人繋ぎを」と言っていた傍からキスかましてますし。

手早いぞ、想像通りに。

ミステリ部分も面白いですが、今後はこの葵ちゃんバカなホームズさんのキャラ崩壊っぷりも楽しみになりそうです。

葵ちゃんも言っていたけど、かなり面白いことになってるよ、ホームズさん。

 

最後の最後で、葵ちゃんの元彼も登場。

元彼、今彼のバトル(?)も見どころで、最後まで気が抜けません。

長編らしく濃厚な仕上がりになっておりました。

いやあ、面白かったなあ。

 

残念ながら、今回は円生さんの出番はなし。

前回結構なことやらかしてますからね。

今後出てくる場合はどうなるのか、こちらも楽しみです。

 

次回は何とファンブックと一緒に出るとか。

非常に非常に楽しみです。

書き下ろし小説もつくとかで、絶対買わねばです!