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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

座敷童子の代理人 (3)

 

 

2016/12/17読了。

話が進むにつれて、仲間がどんどん増えていっていますね。

今回は、主人公を「座敷童子のニセモノ」と呼ぶ(こちらこそ)偽の座敷童子の少女にサトリの少女が新顔メイン。

特にサトリの少女は妖怪ではなく人間という。

関西弁が似合う可愛いキャラでした。

 

基本的には短編連作な作りではありますが、全体を通して見ると、やはり上記のサトリの少女が主軸の物語だったように思います。

それに、妖怪としては有名どころの「ぬらりひょん」の企み(?)も絡んでくる。

また、「座敷童子」に関わる秘密に関しても掘り下げる話で、興味深く読んだ次第。

この一見無関係のような内容たちが、最終的にはまるで1枚の布に織り込まれる糸のように綺麗に絡んでまとまっていくのが見事。

途中まで一触即発な状態だったし、主役の座敷童子コンビの仲もギスギスしていて、どう収拾するんだと思っていたのに……何とも美しいラストでした。

この感動は是非読んで味わって欲しいところ。

 

まあそんな中でも、主人公とヒロインの仲も進展しているような、していないような、そういうところも見どころではあります。

何とかデートには漕ぎ着けましたしね。

天から先輩が見ているので、難しいところもありそうですが、そちらの方も頑張って欲しいところ。

 

サトリの少女の物語はこれで一旦まとまりましたが、彼女はこれからもレギュラーで出てきそう。

仲間も増えてますます面白くなってきたシリーズ、続きも楽しみです。