いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

 

ホーンテッド・キャンパス  春でおぼろで桜月 (角川ホラー文庫)

ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月 (角川ホラー文庫)

 

 

 2016/12/13読了。

最近は「この状況で何でお互いに相手からの好意に気付かないんだ」と思うようになってきました。

メイン2人とも、読者側 に(作中の第三者にも)気持ち筒抜けなのにね。

もどかしいったらありゃしない。

今回は絡みが少ないから余計にそう思うのかもしれませんが。

だからこそ、最後のお誘いは「よくやった!」と声を大にして言いたくなりました。

ようやくか、ようやく一歩進むのか。

ここで終わってるのが、またもどかしい限りですが。

 

閑話休題

 

それぞれが進級、もしくは社会人になる手前の春休みのお話。

今回はいつもの短編集な作りで、安心と懐かしさを覚えました。

やっぱりこういうスタイルが落ち着くなあ。

 

内容は、これぞジャパニーズホラーといったネタが多め。

最初こそSNSに関する現代ならではの内容ですが、他には市松人形や幽霊の通り道になっている物件、夢に現れる「かごめかごめ」の女性など。

特に人形と「かごめかごめ」の話は怖かったですね。

でも、幽霊より人間の情念というか執念というか、そちらの方が怖いのもいつもの通り。

 

オカ研に入ってきた新キャラも登場しましたが、ちょっと方向性がユニークなキャラで、特に抵抗なく自分の中で受け入れることができて、ちょっとそこでもびっくりしたり。

もうこれだけ続いているシリーズのレギュラーに、新入生が入るのかと最初は抵抗があったのですが……彼が抱えていた話が純愛というか、心温まる話だったのと、こよみちゃんを巡る恋のライバルになり得なかったからかな。

小山内君は未だに自分では受け入れがたいキャラなのを考えるとお察しですね。

新キャラも視えるキャラなので、これからの活躍に期待したいところです。

 

絡みは少なめだった(と自分は感じた)のですが、ちゃっかりこよみちゃんの振袖写真をゲットしていたり、手作り品をゲットしていたり、主役特典を得ていた主人公。

今回は依頼者のアフターケアと言いますか、フォローに入る場面もかっこよく、男を上げた部分も感じました。

何よりね、こよみちゃんとのアレに漕ぎ着けただけでも、その成長ぶりに涙なみだです。

はあ、続きも本当に楽しみです。

多分、ただのアレでは済まないんでしょうけれど。

 

実はもう続き出てますからね。

今度は近い内に読みたいと思います。

(すっかり積読にしていて、発売日付近で買ったのに、置きっ放しにしていた今作、申し訳ない)

 

 

ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)

ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)