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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

怪人二十面相: 私立探偵 明智小五郎

 

怪人二十面相: 私立探偵 明智小五郎 (新潮文庫nex)

怪人二十面相: 私立探偵 明智小五郎 (新潮文庫nex)

 

 

2016/11/11読了。

表紙に惹かれて購入。

映像化されたものは見たことがあったけれど、原文を読むのは初めてかもしれない。

どうにも児童書というか、少年向けなイメージがあって、気になってはいたものの、大人になってからより手を伸ばしにくくなっていた気がします。

綺麗な表紙の新装版は、そんな自分に手を伸ばす切っ掛けをくれた訳で、非常にありがたかったです。

 

ですます口調で度々読者に語りかける部分もあるので、なるほど少年向けと思いましたが、なかなかどうして、名探偵と怪人の対決は大人が読んでもハラハラドキドキできるエンターテインメントでした。

怪人が絶対悪で書かれていないのもいいですね。

明智小五郎にとっての好敵手という感じで、出し抜き出し抜かれの応酬、最高でした。

 

長い話ではないですが、小林少年の活躍もあり、怪人と明智小五郎の初対面もあり、大捕物もあり、見所はたくさん。

また、辻村深月さんの解説がまたよい。

辻村節の効いた抜群の推薦文ではないかと。

 

今後、シリーズ続刊ということで、これを機に読んでいけたらと思います。

たまには昔の作品を読むのも、かえって新鮮な刺激が得られるので癖になりそうです。

(同理由で、横溝正史作品もゆっくり読んでます)