いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。※ネタバレにはあまり配慮できてませんのでご注意を

令嬢鑑定士と画廊の悪魔

 

令嬢鑑定士と画廊の悪魔 (角川ビーンズ文庫)

令嬢鑑定士と画廊の悪魔 (角川ビーンズ文庫)

 

 

2016/11/10読了。

人ならざるモノが見えてしまう伯爵令嬢(妙に病弱)が文字通り命懸けで契約を交わしたのは絵画好きな悪魔。

悪魔の目的のため、主人公のこの令嬢は、この「目」を使い絵を鑑定していくが……

 

前回のシリーズは魔法使いで今回は悪魔。

しかも、がっつり絵画の話が絡んできます。

絵画の解釈の話が割と専門的なと言いますか、暗号を解いているかのような雰囲気で面白かったのですが、絵画を文章だけで表現するのは大変そう。

折角挿絵があるのだから、悪魔が棲むという絵や鑑定した絵はラフでもいいので見てみたかったですね。

頑張って想像はしましたが、やはり文章だけではこちらも想像力が限界と言いますか、難易度高し。

結局、雰囲気で読んでしまったのが無念。

 

前回のシリーズは、ヒーローが無駄に姿が3種類もあって混乱しましたが、今回のヒーローは一貫していて分かりやすかったですね。

口は大変悪いのに、やたら面倒見のいい従僕で萌えました。

口調があまり統一されていなくて、そこだけが違和感でしたが。

 

個人的には主人公の、これまたヒーローとは違う意味で口が悪い(というか正直に言い過ぎる)ところが、かなり好きでした。

今までのシリーズでは一番好きなキャラかもしれません。

 

絵の話はやや小難しいですが、メインキャラがとにかく好みで楽しく読めました。

まだ悪魔の目的は果たしていませんし、意味深長な発言もあったことだし、先が気になります。

この2人で恋愛に発展するのかどうなのか、シリーズ展開を期待したいところです。