いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

猫と金髪としあわせの湯

 

猫と金髪としあわせの湯 (メディアワークス文庫)

猫と金髪としあわせの湯 (メディアワークス文庫)

 

 

2016/11/07読了。

愛知県岡崎市を舞台に昔ながらの銭湯で金髪で人との距離が異様に近いチャラ男な番頭さんと、転勤してきたばかりのOLがメインのほっこり銭湯話。

 

金髪番頭さんはチャラ男という紹介ではあったけれど、素直でお人好しな性格なこともあり、個人的にはあまりチャラ男なイメージはありませんでした。

人懐こい飼い犬な雰囲気でしたし。

まあ後から考えるとチャラ男だと言ってたのはヒロインくらいだった気もします。

ご年配の方には大人気でしたからね、彼。

 

銭湯に来るお客さんの悩みをお風呂で解決していくのもよかったですし、下町のような人情ものとしても読めて楽しめました。

「ほっこりしていってくださいね〜」というのが番頭さんの決め台詞ですが、まさしく「ほっこり」できる優しいお話でした。

そう、作品全体の雰囲気が柔らかくて優しいですから。

疲れた時にお風呂に入った時のような癒しが得られるかもです。

 

惜しむらくは、タイトルにある「猫」要素が後半になると減ってしまった件。

看板猫かつ奇跡の猫とである三毛猫(オス)の活躍ぶり(!)も、もっと見たかったんですけどね。

彼に代わる猫キャラが登場したから仕方のないことですが……勿体無い。

そう考えると、猫要素自体は減ってないのか……むむむ。