いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

週末は隠れ家でケーキを -女子禁制の洋菓子店-

 

週末は隠れ家でケーキを -女子禁制の洋菓子店- (集英社オレンジ文庫)

週末は隠れ家でケーキを -女子禁制の洋菓子店- (集英社オレンジ文庫)

 

 

2016/11/05読了。

洋菓子店なのに女性立入禁止、男性専用というユニークな設定が気になったもので。

確かに、甘党男性は、洋菓子店しかもイートインに1人で突撃するのは難易度高そう。

こういう店があったら、重宝されそうです。

 

街で人気の弟を持つ主人公の女子高生が、ひょんなことから男性専用の洋菓子店で期間限定のバイトをすることに。

女性には冷たいパティシエの店長だが、そんな彼に惹かれていく主人公がバイトに恋に奮闘するお話。

 

ケーキに纏わる謎解きもあったり、少しややこしいことになっていた主人公の家庭の再生話もあったり、気になるネタが多くて、先がどうなるのか気になりながら一気に読了。

バイトの心得も学べたりするので、主人公の同年代な学生さんが読むとより共感できる気がします。

 

主人公と店長の関係性も少しずつ進展しているようで、何度もバイトラストの危機に直面し、その度に強引ながらバイト期間の引き延ばしにかかる主人公を、つい応援してしまったり。

普段、こういう強引なキャラは苦手とするところなんですけどね。

店長の気持ちが見えないし、何故女性禁止にしたのか、その理由が分かるのがラスト付近で余計にもどかしいから、ついつい応援してしまいたくなりました。

その強引さで、彼のトラウマを克服させて欲しいです。

 

恋愛としては中途半端なところで終わりますが(まあ未成年に手を出したらやばい)店長とバイトという関係性は心持ちも新たに続いていく形で終わりますので、読後感は悪くありません。

今回は主人公が救われる話ばかりだったので、今度は店長が救われる話を読めたらなと思いますが果たして。

まあ綺麗に終わったといえば終わったので、難しいかもですが。

 

ちなみに、巻末には作中に出てきたケーキのレシピが一部掲載されています。

気になる方はそちらも是非に。