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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

ワーズワースの秘薬 恋を誘う月夜の花園

小説(作家名は行)

 

ワーズワースの秘薬 恋を誘う月夜の花園 (角川ビーンズ文庫)

ワーズワースの秘薬 恋を誘う月夜の花園 (角川ビーンズ文庫)

 

 

2016/10/25読了。

少し昔のイギリスを舞台にした恋愛ファンタジー小説

これまでの作品と同じように、今回もがっつり暗号解読や謎解きが絡んできます。

 

主人公のアメリアだけが亡き母親から伝えられている(筈の)秘薬の作り方。

その秘薬はヒーローのユージンのような者を救うためのもの。

だけど、それを妨害する者もいて……

 

養子先の家でかなり虐められた生活をしていたアメリアなので、引っ込み思案で消極的、自分を卑下している感じなので、今までの作品とは少し印象が違うヒロインでした。

そんな彼女が、人からの優しさを知り、恋を知る成長物語でもあります。

 

ヒーローは、特殊な身の上ながら、アメリアの反応見たさに揶揄うことを忘れない、子供っぽいところもあるのが魅力、かな?

まあ段々とヒロインに惹かれていくのはお約束。

 

今回も従者が目立ち、サブキャラクターが魅力的なところは、文野さんの作品らしいですが、いつも見るメンツが名前変えただけと思える部分も。

キャラ造形にもう一捻りあればいいのにと思うのは贅沢でしょうか。

 

秘薬の作り方の暗号解読は、今回も十分楽しめます。

結局、今回の話だけでは薬は完成しませんが、続編は難しそうな雰囲気で終わった気がします。

(割と秘薬完成の目処が立ったところで終わったので、続くなら蛇足感が出そうという意味で)

もし続くのであれば、どう展開するのか、興味深く待ちたいところです。