いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。※ネタバレにはあまり配慮できてませんのでご注意を

ぼんくら陰陽師の鬼嫁

 

 

2016/09/25読了。

住む所とバイト先を一気に失った天涯孤独の女子大生な主人公が出会ったのは、式神の幼女を連れた陰陽師の青年。

諸々あって彼と契約結婚した主人公だが、彼は陰陽師としては式神が使えるだけで後はてんで駄目な「ぼんくら」だった。

 

この主人公である嫁が割とドライで仮嫁(一応婚姻届は出した)を「仕事」としてきっちりこなそうとするところが、なかなか逞しくてヒーローっぽい感じでした。

旦那がへっぽこで肝心な場面以外はヒロインっぽいからでしょうか。

主人公以外にも、メインキャラの造形が好感良くて、コントを見るような独特なキャラの掛け合いだけでも十分楽しかったです。

姑嫁バトルも、嫁が見事なスルーなのも笑えたし。

とにかく、いいテンポな会話が妙に自分の好みに合ってたまりませんでした。

もっと読んでいたいという。

 

ぼんくらな陰陽師の旦那ですが、一応今回の依頼は時間かかりながらも無事解決。

ホラー混じりな展開、手に汗握るボス戦、での秘密兵器登場。

誰が呪詛を行ったか、その方法を陰陽師の考え方で解くと次に狙われるのは……という謎解き要素も相まって、陰陽師としてのストーリーも面白かったです。

好みの作品に出会えて大満足です。

 

本来の主人公とヒーローとの出会い。

ヒーローが過去に呪詛で亡くした人についてなど、今回だけでは明らかになっていない伏線もあるので、是非続きが読みたいですね。

シリーズが続くことを祈って。