いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。※ネタバレにはあまり配慮できてませんのでご注意を

星読島に星は流れた

 

星読島に星は流れた (創元推理文庫)

星読島に星は流れた (創元推理文庫)

 

 

2016/09/14読了。

表紙をTwitterで見かけた時、その美しさに惹かれて、ついつい購入。

真相が二転三転して面白かったです。

 

数年に一度必ず隕石が落ちる島。

その島に招かれたのは、年齢も職業もてんで違う7人。

前半は何故この島では必ず隕石が落ちるのかを考えつつ、サイエンス的なミステリな様子でしたが、中盤からがらりと雰囲気が変わります。

参加者の1人が死体となって海に浮かんでいたところから、一気にサイエンス的ミステリから殺人事件を扱うミステリに。

謎の多い事件ではありましたが、主人公が一応の真相を言い当てて無事終わり……と思いきや、最後の最後にその真相もくるりと顔を変えたのには驚きました。

ここで、殺人事件の陰に隠れてしまっていた「何故島に必ず隕石が落ちるのか」という、読者の自分も忘れていた謎の解明もされますし、それが殺人事件の方にも大いに絡み、黒幕と真相が明らかに……この展開は実に見事でした。

してやられましたよ。

非常に面白いミステリでした。

星の話と殺人事件の融合、感嘆ものです。