いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

いつかの空、君との魔法

 

いつかの空、君との魔法 (角川スニーカー文庫)

いつかの空、君との魔法 (角川スニーカー文庫)

 

 

2016/09/12読了。

Twitterで見かけた表紙に惹かれて、久々にスニーカー文庫を手に取りました。

不思議で美しい世界観でした。

 

雲に覆われた世界、魔法が当たり前にある世界、でも魔法を使えるのは、箒で空を飛べるのは、精霊と触れ合える子供たちだけ。

そんな魔法使いの子供だけが、箒で雲を晴らすことができる。

そんな魔法使いたちの儚くも美しい恋物語

 

映像で見たら、さぞ綺麗なんだろうなという箒のアクロバットな飛行シーン、印象的な魔法と空の描写。

何より、最後の魔法の美しさと壮大さと言ったら……何でしょう、話は全然違いますが「銀河鉄道の夜」にどこか似たような懐かしい感覚に襲われました。

ライトノベルでは珍しい現象な気がします。

 

幼馴染みな主役2人の仲違いやら過去のトラウマやらは、まあ在り来たりと言えば在り来たりで独創性は低めですが、世界の設定やら描写の美しさやらには独創性があり、全体として見ると、それで不思議なバランスが取れている気がします。

本当に独特な雰囲気の作品。

読み終わったら、夜空を見上げたくなること請け合いです。

……今夜は生憎の雨ですが。

 

これで、キャラクターの話がより印象的で独創性が出て来れば、もっと化ける気もするなあ……