いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

流星茶房物語 龍は天に恋を願う

 

流星茶房物語  龍は天に恋を願う (角川ビーンズ文庫)

流星茶房物語 龍は天に恋を願う (角川ビーンズ文庫)

 

 2016/09/08読了。

ビーンズ文庫ではお馴染み過ぎて食傷気味だと(ほぼ毎回)言っている中華風ファンタジーですが、毎回手に取っちゃうのは何でやという。

いや、羽倉さんの作品なら手に取っちゃいますがな。

前作シリーズ好きでしたからね。

2巻で終わっちゃったのが寂しいほどに。

 

前述通り、中華風ファンタジーで、無論皇帝やら政治やらが絡んできますが、方向性がユニークで、そこからもう面白かったです。

まさかの「お茶が世界を救う」系という……

実際に敵国の王太子に主人公の少女(お茶を専門に扱う茶師である)がお茶を振る舞い、和平を結ばせてしまいますからね。

あの場面は最大のクライマックスで、手に汗握りました。

お茶に命を賭ける主人公が本当にかっこよかった……

 

飲んで何のお茶かを当てる闘茶が出てきたり、ブレンドして美味しいお茶を作ったり、とにかくあちこちお茶だらけ。

お茶愛に溢れた作品です。

頑なだった皇帝を絆させただけでなく、惚れさせるほどのお茶、飲んでみたいものです。

あったかいお茶と一緒に楽しみたくなる素敵な作品でした。

主人公がどんなお茶で皇帝を支え、世界を救う(というか変える)のか、是非とも今後の話も読んでみたい。

続きをお願いしたいなと思います。

 

はあ、今無性に温かいほうじ茶飲みたいですわ……

こんなにお茶飲みたくなる作品、初めてやも。