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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

カミサマ探偵のおしながき

 

 

2016/09/02読了。

一言主な金髪碧眼美女探偵と奈良弁(?)で彼女をサポートする若き居酒屋店主兼助手の人助け話。

 

一言主だった元神様現探偵が、一人称こそオレだが、金髪碧眼の外国人風な美女という設定に度肝を抜かれ、彼女(?)に対して平気で物理的にもツッコむ料理バカが助手というのもユニーク。

この2人のまるで漫才のような会話が、読んでいて非常に小気味良い。

大抵彼女がツッコみ入れられまくっているのに、そこは言葉の神様、最終的には助手の方が言質を取られていたり負けていたりするのも微笑ましい。

 

日常ミステリとしても、大体助手が想像していた展開とは違う真実に辿り着くので、所謂ミスリードというかどんでん返しが起きて非常に面白い。

この真相がまた作者さまの人となりでしょうか、優しい胸ほっこり系が多かったように思います。

まあ、コメディオチもありますが。

 

そう、大体どのキャラもいい人に着地してくれるのが安心できますね。

話が綺麗すぎるというか、いい人ばかりで面白みに欠けるという人もいるでしょうが、自分は助手が営む居酒屋の雰囲気に似たこの優しい結末が好きでした。

また是非続編で2人の活躍を読んでみたいですね。

2人の「実際の出会い」も気になりますしね。

(冒頭の2人の出会いの話がまたミスリード系だったため)

美味しいお酒と料理と一緒にいただきたくなる作品でした。