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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

思い出読みの憶絵さん

小説(作家名や行)

 

思い出読みの憶絵さん (富士見L文庫)

思い出読みの憶絵さん (富士見L文庫)

 

 

2016/07/20読了。

 

ニートの主人公がバイトを始めたのは、高校時代の元同級生の女性も務める骨董店。

閑古鳥の鳴くこの店には、物に籠められた思い出を読むという不思議な無料サービスがあって……

 

てっきり、洞察力の凄すぎる女性が探偵役の日常ミステリかと思いきや、妖怪が出てくる現代ファンタジーたった件。

物の記憶や思い出を読むというのも、その妖怪の能力によるもの。

もっとしっかりしたミステリを期待していたのに、急にファンタジー路線に進入されたので、大いに戸惑いました。

まあ勝手に期待してしまったのは自分のせいですが。

 

中の話も、最初のおばあさんの話は割と深かったですが、残り2話がどうにも内容が軽く、終盤に向けて失速してしまった印象を受けました。

そう、折角の題材なのに、どうにも全体的にライトというか、児童書のような展開で、勿体無いことこの上ない。

安易に妖怪に走ったからかなあという気がします。

 

この話では解決しない設定などもあり、消化不良なところも。

最初から続編ありきな話なのでしょうかね。

もし続くのであれば、もう一歩深みのある展開を期待したいところです。

挿絵がつくタイプのライトノベルなら、このテイストでもいい気はしますが…う〜ん……