いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。※ネタバレにはあまり配慮できてませんのでご注意を

カスミとオボロ 大正百鬼夜行物語

 

カスミとオボロ 大正百鬼夜行物語 (集英社オレンジ文庫)

カスミとオボロ 大正百鬼夜行物語 (集英社オレンジ文庫)

 

 

2016/07/11読了。

表紙絵と粗筋の雰囲気から、かなりホラー色の強い作品を想像していたら、予想以上にコメディ部分が強くて驚いた次第。

そうだった、これ、ホラー文庫ではなくて、オレンジ文庫だった。

 

大正の世に復活した悪路王を少年の姿にして使役してしまった女学生が主役の鬼絡みなホラー寄り和風ファンタジー。

鬼に絡む3話を収録。

 

前半が特にコメディ色が強く、THORES柴本氏の絵の雰囲気からは離れた印象で戸惑いましたが、後半になるにつれて化けました。

特に、最後の嫉妬の話は、ミステリとしても、ホラーとしても面白かったです。

全編あの雰囲気なら良かったのに。

今後の展開に期待でしょうか。

 

また、朧という少年になった悪路王と主人公の姉弟のような、それ以上のような関係性も気になるところ。

明らかに、朧は主人公に気がありますからね。

シリーズが続くなら、その関係性の進展にも期待したいです。

取り敢えずは、ホラー色強めの作風で行って欲しいなあ。