いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

一華後宮料理帖

 

一華後宮料理帖 (角川ビーンズ文庫)

一華後宮料理帖 (角川ビーンズ文庫)

 

 

2016/07/05読了。

ビーンズ文庫では食傷気味な中華風ファンタジーですが、三川さんの作品ですし、ちょっと変わった方向性だったので、結構楽しめました。

 

斎宮に食事を供す役職だった皇女の主人公が、大国の後宮に入り、食事を通して居場所を見つけていく物語。

と言っても、牢に入れられたり、処刑されそうになったり、かなり前途多難ではありましたが。

食学者のヒーローが、最初から良き理解者で、その点は救われていた気がします。

このヒーロー、恋を知らない割には手の早いむっつりですが。

無自覚恐ろしい。

 

すぐ首を刎ねたがる物騒な皇帝に、麗しの宦官、今回は男性陣ばかりの話だったので、次は主人公に女性の理解者が出てきてくれればと思います。

このままだと逆ハー路線なので。

しかも、総じて男性陣は恋愛に難ありだし。

それぞれが方向性の違う難ありというのが、これまたタチが悪い。

 

でも、今回のシリーズも、コメディあり、シリアスあり、策略ありで、飽きていた中華風でも、本当に楽しめました。

居場所を何とか勝ち取った主人公のこれからが楽しみです。