いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

わが家は祇園の拝み屋さん (2) 涙と月と砂糖菓子

2016/06/06読了。
相手の目を見るだけで考えが読めてしまう能力に目覚めて学校に通えなくなった主人公が、2作目でようやく学校に復帰。
の前にも、両親と対峙しに東京へ戻ったり、学校に行ったら行ったで幽霊騒ぎと、主人公はなかなか心が安まらない。

不器用ながらも、少しずつ前へ進んでいく主人公。
自分の力を知ってもそばに居てくれる友達も見つけ、両親とも何とか和解。
でも、そこに襲いかかるのは、主人公がようやく自覚した片思いの相手に課せられた呪いのような運命。
彼が背負いこんだ因果が重くて、びっくりしました。
このシリーズは、「寺町三条のホームズ」シリーズより話が暗かったり重かったりと、よりシリアスな雰囲気が漂いますが、彼の身の上話はなかなか。
諦めて割り切っていた彼が、この運命にどうケリをつけるのかも見ものです。

主人公の成長物語でもあるけれど、彼の成長物語でもあった2作目だったように思います。
やっと、スタートラインに立てた2人を見た気がします。
さて、ここからどうゴールを目指すのか。
気になります。