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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード

小説(作家名あ行)

2016/05/12読了。
本当に恐ろしいのは人間、というか恋するおなごよのうと思った次第。
そして、神様は何も手を貸してくれないということも。

荻原さん作品にしては珍しく、女子大生という普段より年上の子が主人公の現代ファンタジー。
でも、荻原節炸裂してました。
西の善き魔女」とか「RDG」の雰囲気バリバリでしたから。
個人的には、「西の〜」の雰囲気に近かったかも。
主に女性陣が。

女子大生の主人公が拾ったパピヨンが、実は人間になりたがっている変わり者の神様で、この神様とのやり取りを通じて、主人公が大学生活だったり、恋愛だったりに慣れていく話ですが、この神様の設定が結構面白い。
荻原さんの神様に対する考え方が、また一つ分かった気がします。
また、この変わり者の神様が非常に冷静に第三者の視線から物事を判断してくれるので、主人公は女子大生ながら、色々な考え方や視点で物語が楽しめて良かったです。

過去の交通事故に絡む話もあり、ミステリ要素もあり。
前述通り、恋愛もあります。
それで、女性の恐ろしさを知った次第ですが。
ホラーかと思いきや、別の方向性で怖かったよ…
恋愛に関しては、次頑張りましょうという感じですが、フラグ立てちゃった相手があいつという…前途多難だ。
頑張れ、主人公。