いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

ようこそ仙界! 飛べない舞姫と月影の告白

ようこそ仙界! 飛べない舞姫と月影の告白 (角川ビーンズ文庫)

ようこそ仙界! 飛べない舞姫と月影の告白 (角川ビーンズ文庫)

2016/04/15読了。
実は鳥の仙人だった元人間の少女と、強面鳥の仙人の青年(しかも仙界では古株)の何とももどかしい恋物語、仙界での暮らしのドタバタもあるよなシリーズ2作目。
今回は本当にもどかしかった。
非常にもどかしかった!!

人間の常識を引きずる少女と、鳥の本能や習性が常識になっている仙界暮らしの青年との認識の差が酷い。
なので、主役2人が両片思いのまますれ違っているし、図らずも三角関係に発展していたり、もうかなり焦らされました。
読者も一部脇キャラも気付いてるのに、主役2人がただただすれ違うこの様を、もどかしいと言わずして何と言おう。
誤解を解くのに随分かかりましたし。
何より、ヒーローが恋心に無自覚というありさま。
ちょ、おま!

そんな中、仙界トップの暗殺未遂事件(と言えばいいのかな)で、何とも物騒な話も絡みます。
てっきり新人の主役に疑いがかかるのかと思いきや、違う方向性で驚きました。
いい味を出している新キャラも絡んで、ミステリ風としても楽しめました。
哀しい展開ではありましたが…

その後の大団円は、絵的にも主役2人の決着としても見ものです。
小説に「絵的にも」という表現は如何なものかと思わなくないのですが、本当に綺麗だったので。
落ち着くところに落ち着いてくれて、本当に良かったです。

折角キャラも増えたし、ユニークな設定での仙界話をまだまだ読みたいので、続刊希望。
3巻出ないかなあ。
久し振りに、先が気になりすぎて、睡眠時間削ってまで読んだ作品なので…
熱烈応援!