いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

樹木医補の診療録 桜の下にきみを送る

2016/3/27読了。
大糸桜の花守と言われた亡き祖父の影響を受け、樹木医補となった院卒新人の女性が主役のお仕事小説。
日常ミステリもあるよ。

祖父の死を悼んだかのように、今年に限って咲かない桜。
2回も間違われて男性に声をかけられたが、その理由は。
そして、伐ろうとすると祟るというケヤキ
新人らしい苦労や苦悩をしながらも、主人公は植物と人との橋渡しをするように、それらの問題や謎に向き合います。
まあ、助けてくれるヒーローも無論いますが。

もっとキャラもの寄りのなんちゃってワーキングものかなと思いきや、しっかりお仕事小説仕様で嬉しい誤算でした。
感覚的に植物のことが分かる主人公の今後の伸び代にも期待。

何より、過去に接点があったらしい主人公とオーナーの関係性も気になるところ。
今回は伏線があっただけで終わってしまったので、続刊あるなら、そこも期待したいです。
さらっと読める文量ですが、充実した内容でオススメです。