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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

函館天球珈琲館 無愛想な店主は店をあけない

小説(作家名あ行)

2016/3/26読了。
母親の再婚がきっかけで、横浜から遠縁の親戚のいる函館へ単身でやってきた主人公の女子高生。
居候先は、不定期に開く珈琲店のある洋館。
そこにいたのは、変わり者の猫のような男性で……という一つ屋根の下ロマンスかと思ったが、案外そうでもなかった件。
まあ彼は過保護ではあるが、主人公も元カノかと毎回疑ってヤキモキはしているが、思っていたよりは、そうでもなかった。
恋愛要素より日常ミステリの要素の方が強かったほど。

近所を騒がす変質者の正体と、そもそも同居人の男性の正体。
店から消えた本にカップの行方は。
そして、店で横行する不気味ないたずらに謎の女性の正体とは。
この謎解き部分は、ミステリとして面白かったです。
最後のいたずらの暗号は、凝りすぎてはいたが。

ただ、個人的には、もう少し2人のラブ要素も見たかった気はします。
途中から登場した男子生徒がうざかったこともあって。
ヒロインに全然相手されてませんでしたが……そこは個人的救い。