いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

きつね王子とひとつ屋根の下

2016/2/28読了。
狐と人の子「斑子」な男子大学生と、彼と同居するようになった女性編集者のほのぼの(?)ファンタジー。

最初ヒロイン側の視点で読むので、ヒーローの狐の子発言や動物と話せる発言に「何言ってんだこいつ、痛い奴か」と思いきや、いざ彼視点に切り替わると、全部事実だった件。
なんちゃってファンタジーかと思っていたのに、がっつりだったという。
しかも、結構きつい現実も出てくるし(ハムスターの飼い主の零落っぷりがもう…)

ただ、ヒロインが案外そのファンタジー的事実を(分からないながら)受け入れるのが早かったので、個人的には少し肩透かし感がありました。
あくまでヒロインは最後まで「彼は一体何言ってるのよもう」と苦笑するような現実的な立場にいて欲しかったです。
化け物というか悪さをするモノをヒロインは寄せ付けやすいようなのですが、そういう体質を知らないまま、実は陰ながらヒーローに守られているという図式の方が萌えたんですがねえ。
変に厳しい現実を描きつつ、ヒロインとヒーローの関係の詰め方が、自分としては甘いかなという気がしました。
サブキャラの現実が厳しいだけに余計に…その差があり過ぎるような…その辺漫画っぽいかなと。