いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

金沢金魚館

金沢金魚館 (集英社オレンジ文庫)

金沢金魚館 (集英社オレンジ文庫)

2015/12/6読了。
金沢にある金魚館という喫茶店でのあれこれ。
ミステリのようなファンタジーのような…不思議な世界観。

個人的な好みの問題だと思うのですが、どうにも自分はヒーローもヒロインも全く好きになれない(感情移入できない)タイプで、読むのに何とも難儀しました。
ヒーローは特殊な能力のせいで言わなくていいことを口にして空気を壊すキャラなのですが、問題はそこではない。
性格的に褒めるところが殆どないところが問題。
仕事できないし、能力云々なくても元より空気読めないし、何よりヘタレで女々しくて嫉妬深い。
ヒロインも、なんか性格がよろしくない。
まあ最終的には多少よくはなりましたが、ヒーローをあんなにぞんざいな扱いをしておきながら、最後には好意を抱いた(と思われる)のが理解に苦しむ。
だから、彼のどこに惚れる要素が…

何だろう、バイトの後輩とお客さん以外は喫茶店のマスターにしろヒーローの血縁者にしろ、出てくるメインキャラが総じて「狂って病んでいる」感じで、タイトルの金魚からは想像できない気持ち悪さが。
怖い話ではないはずなんですが、キャラの作りに愛より憎悪を感じるというか。
作者さま、病んでないかこれ。
ちょっと驚いた作品でした。
気持ちよくないんだ、読書が。