いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔

心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔 (角川文庫)

心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔 (角川文庫)

2015/09/28読了。
やっぱり、この頃の設定が一番落ち着く。
まだ後藤さんが刑事やっていて、八雲君がまだ黒いコンタクトをしているということは、一心さんもご健在で。
八雲と晴香、後藤さんと石井さんのペアで事件解決に当たる、この安心安全な布陣。
例え今回、晴香が最重要容疑者だったとしても。

まさかの晴香が容疑者で驚いたが、これはあくまで本編の合間の話なので、晴香が容疑者になる筈はなく。
それでも途中までは「晴香の意思じゃなくても、晴香の体が容疑者かもしれない」という、過去本編にあった状況が続いて、非常にヒヤヒヤしました。
八雲も、そりゃ焦るだろう。

本編はどちらかというと、晴香の視点から語られることが多いので、今回、八雲の視点で、八雲の気持ちが丁寧に描写されていたのが嬉しかったです。
信じたいけれど、信じられない。
そんな彼の葛藤が本当に丁寧に描かれていて、たまらないたまらない。
この話も、また彼の成長に役に立ったのかと思うと、灌漑深いです。

でも、ファンとしては、安心安全設定な昔の話だけではなく、早く本編の続きも読みたい訳で。
待て、しかして期待せよ、ってところでしょうか。