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いこの読了本備忘録。

読んだ本の覚え書き、みたいな。キャラクター小説多め。

鎌倉香房メモリーズ

小説(作家名あ行)

鎌倉香房メモリーズ (集英社オレンジ文庫)

鎌倉香房メモリーズ (集英社オレンジ文庫)

2015/8/31読了。
共感覚だったか、その人の発する「香り」から、顔には出ない感情や思いを汲み取ってしまう少女と、そんな少女に過去救われたことのある大学生の、ほのぼの鎌倉物語
と思っていたけれど、思いの外シリアスで切ない場面や設定もあって驚きました。
この恋なのか家族愛的なものなのか分からない、まだ曖昧な2人の関係がもどかしいです。
ヒーローが、色々辛い過去持ってるみたいだしなあ。
(2作目で、多少出てくる)
主人公の少女は少女で、この能力というか体質のせいで、これまた苦労してるから余計に。
2人共いい子なので、幸せになって欲しいものですが。

日常ミステリものなので、謎解き要素も無論入りますが、難点が1つ。
「まさか〜なるとは、この時の私たちはまだ気が付いていなかった」的な伏線の張り方、文章の書き方がほぼ毎話出てきて、そこはちょっと難点というか、ワンパターンすぎてて食傷というか、残念でした。
ほぼ毎話は、芸がないのでやめましょうやという。
正直「また出やがった」と思うくらいだったので。
これがなければ、本当にいい物語なのですが。
続編もおすすめなのですが。
(幸い、続編はこの癖が多少解消されてた)